【活用ガイド】

JVNDB-2015-007361

NTP の ntpq プロトコルにおける反射攻撃を実行される脆弱性

概要

NTP の ntpq プロトコルには、反射攻撃 (リプレイアタック) を実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


NTP Project
  • NTP 4.2.8p7 未満

想定される影響

リモートの攻撃者により、ネットワークを傍受されることで、反射攻撃 (リプレイアタック) を実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

NTP Project シスコシステムズ ブルーコートシステムズ
  • Security Advisories : SA113
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切なアクセス制御(CWE-284) [NVD評価]
  2. Capture-replay による認証回避(CWE-294) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-8140
参考情報

  1. JVN : JVNVU#91176422
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-8140
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#718152
更新履歴

  • [2017年02月14日]
      掲載

公表日2015/10/16
登録日2017/02/14
最終更新日2017/02/14