【活用ガイド】

JVNDB-2015-007187

Perl の regexec.c の複数の関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Perl の regexec.c の (1) S_reghop3、(2) S_reghop4、および (3) S_reghopmaybe3 関数には、サービス運用妨害 (無限ループ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Fedora Project
  • Fedora 22
The Perl Foundation
  • Perl 5.24.0 未満

想定される影響

攻撃者により、巧妙に細工された utf-8 データを介して、サービス運用妨害 (無限ループ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Fedora Project The Perl Foundation レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-8853
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-8853
更新履歴

  • [2016年05月27日]
      掲載