【活用ガイド】

JVNDB-2015-006498

IBM InfoSphere BigInsights などの製品で使用される Apache Hive の HiveServer2 の LDAP の実装における認証を回避される脆弱性

概要

IBM InfoSphere BigInsights およびその他の製品で使用される Apache Hive の HiveServer2 の LDAP の実装は、単純な非認証および匿名のバインドの設定を誤って処理するため、認証を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache Hive 1.0.1 未満
  • Apache Hive 1.1.1 未満の 1.1.x
IBM
  • IBM InfoSphere BigInsights 2.0.0.0 3.0
  • IBM InfoSphere BigInsights 2.0.0.0 3.0.0.1
  • IBM InfoSphere BigInsights 2.0.0.0 3.0.0.2

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された LDAP リクエストを介して、認証を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-1772
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-1772
更新履歴

  • [2015年12月24日]
      掲載