【活用ガイド】

JVNDB-2015-006418

Mozilla Firefox の HTTP/2 の実装におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Mozilla Firefox の HTTP/2 の実装には、サービス運用妨害 (整数アンダーフロー、表明違反、およびアプリケーションの終了) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Mozilla Firefox 43.0 未満

想定される影響

第三者により、展開されたバッファ長の誤計算および不正なメモリ割り当てを誘発する不正な形式の PushPromise フレームを介して、サービス運用妨害 (整数アンダーフロー、表明違反、およびアプリケーションの終了) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mozilla Foundation
  • Mozilla Foundation Security Advisory : MFSA2015-142
  • Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ : MFSA2015-142
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 数値処理の問題(CWE-189) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-7219
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-7219
更新履歴

  • [2015年12月17日]
      掲載

公表日2015/12/15
登録日2015/12/17
最終更新日2015/12/17