【活用ガイド】

JVNDB-2015-006406

Mozilla Firefox の RTPReceiverVideo::ParseRtpPacket 関数における整数アンダーフローの脆弱性

概要

Mozilla Firefox の RTPReceiverVideo::ParseRtpPacket 関数には、整数アンダーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
情報不足のため、「攻撃条件の複雑さ」のスコアは、"低" に設定されています。
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Mozilla Firefox 43.0 未満
  • Mozilla Firefox ESR 38.5 未満の 38.x

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された WebRTC RTP パケットを誘発されることで、重要な情報を取得される、またはサービス運用妨害 (DoS) 状態にされるなど、不特定の影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mozilla Foundation
  • Mozilla Foundation Security Advisory : MFSA2015-145
  • Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ : MFSA2015-145
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 数値処理の問題(CWE-189) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-7205
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-7205
更新履歴

  • [2015年12月17日]
      掲載