【活用ガイド】

JVNDB-2015-005167

Apple watchOS の GasGauge における権限を取得される脆弱性

概要

Apple watchOS の GasGauge には、権限を取得される、またはサービス運用妨害 (メモリ破損) 状態にされる脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2015-5919 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
情報不足のため、「攻撃条件の複雑さ」のスコアは、"低" に設定されています。
影響を受けるシステム


アップル
  • watchOS 2 未満 (Apple Watch Sport)
  • watchOS 2 未満 (Apple Watch)
  • watchOS 2 未満 (Apple Watch Edition)

想定される影響

ローカルユーザにより、権限を取得される、またはサービス運用妨害 (メモリ破損) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-5918
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-5918
更新履歴

  • [2015年10月13日]
      掲載