【活用ガイド】

JVNDB-2015-004983

Cisco IOS および IOS XE のファーストホップセキュリティのサブシステムの IPv6 スヌーピング機能におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco IOS および IOS XE のファーストホップセキュリティのサブシステムの IPv6 スヌーピング機能は、コントロールプレーン保護 (別名 CPPr) 機能を適切に実装していないため、サービス運用妨害 (デバイスリロード) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCus19794 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 12.2
  • Cisco IOS 15.0
  • Cisco IOS 15.1
  • Cisco IOS 15.2
  • Cisco IOS 15.3
  • Cisco IOS 15.4
  • Cisco IOS 15.5
  • Cisco IOS XE 3.2SE
  • Cisco IOS XE 3.3SE
  • Cisco IOS XE 3.3XO
  • Cisco IOS XE 3.4SG
  • Cisco IOS XE 3.5E
  • Cisco IOS XE 3.6.3E 未満の 3.6E
  • Cisco IOS XE 3.7.2E 未満の 3.7E
  • Cisco IOS XE 3.9S
  • Cisco IOS XE 3.10.6S 未満の 3.10S
  • Cisco IOS XE 3.11.4S 未満の 3.11S
  • Cisco IOS XE 3.12S
  • Cisco IOS XE 3.13.3 未満の 3.13S
  • Cisco IOS XE 3.14.2 未満の 3.14S

本脆弱性の影響を受けるソフトウェアバージョンの詳細については、ベンダ情報 cisco-sa-20150923-fhs をご確認ください。
想定される影響

第三者により、大量の ND パケットを介して、サービス運用妨害 (デバイスリロード) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-6278
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-6278
更新履歴

  • [2015年10月01日]
      掲載