【活用ガイド】

JVNDB-2015-004880

Mozilla Firefox における最終レベルキャッシュのアクセスを追跡される脆弱性

概要

Mozilla Firefox は、High Resolution Time API の時間の可用性を適切に制限しないため、最終レベルキャッシュのアクセスを追跡され、その結果、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Mozilla Firefox 41.0 未満

想定される影響

第三者により、 performance.now コールを構成する巧妙に細工された JavaScript を介して、最終レベルキャッシュのアクセスを追跡され、その結果、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mozilla Foundation
  • Mozilla Foundation Security Advisory : MFSA2015-114
  • Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ : MFSA2015-114
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-7327
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-7327
更新履歴

  • [2015年09月28日]
      掲載