【活用ガイド】

JVNDB-2015-004168

Windows 上で稼働する Mozilla Firefox の Mozilla Maintenance Service における任意のファイルを書き込まれる脆弱性

概要

Windows 上で稼働する Mozilla Firefox の Mozilla Maintenance Service には、競合状態により、任意のファイルを書き込まれ、その結果権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.3 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Mozilla Firefox 40.0 未満
  • Mozilla Firefox ESR 38.2 未満の 38.x

想定される影響

ローカルユーザにより、アップデート中のログファイルへのハードリンクに関する問題によって、任意のファイルを書き込まれ、その結果権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mozilla Foundation
  • Mozilla Foundation Security Advisory : MFSA2015-84
  • Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ : MFSA2015-84
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 競合状態(CWE-362) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-4481
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-4481
更新履歴

  • [2015年08月19日]
      掲載