【活用ガイド】

JVNDB-2015-003880

FreeBSD 用 NVIDIA GPU ドライバにおける任意のカーネルメモリを読まれる脆弱性

概要

FreeBSD 用 NVIDIA GPU ドライバには、任意のカーネルメモリを読まれる、または書き込まれる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


NVIDIA
  • NVIDIA GPU ディスプレイドライバ R304 304.125 未満
  • NVIDIA GPU ディスプレイドライバ R331 331.113 未満
  • NVIDIA GPU ディスプレイドライバ R334 334.21 未満
  • NVIDIA GPU ディスプレイドライバ R337 337.25 未満
  • NVIDIA GPU ディスプレイドライバ R340 340.76 未満
  • NVIDIA GPU ディスプレイドライバ R343 343.36 未満
  • NVIDIA GPU ディスプレイドライバ R346 346.72 未満
  • NVIDIA GPU ディスプレイドライバ R349 349.16 未満
  • NVIDIA GPU ディスプレイドライバ R352 352.09 未満

想定される影響

特定のパーミッションを持つローカルユーザにより、信頼されないポインタデリファレンスを誘発する不特定の要素を介して、任意のカーネルメモリを読まれる、または書き込まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

NVIDIA
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-3625
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-3625
更新履歴

  • [2015年07月23日]
      掲載