【活用ガイド】

JVNDB-2015-003794

Microsoft 悪意のあるソフトウェアの削除ツールにおける権限昇格の脆弱性

概要

Microsoft 悪意のあるソフトウェアの削除ツール (MSRT) には、競合状態により、権限を取得される脆弱性が存在します。

マイクロソフトセキュリティ情報には、この脆弱性は「MSRT の競合状態の脆弱性」と記載されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft 悪意のあるソフトウェアの削除ツール 5.26 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、巧妙に細工された DLL を介して、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 競合状態(CWE-362) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-2418
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-2418
更新履歴

  • [2015年07月22日]
      掲載