【活用ガイド】

JVNDB-2015-002396

Google Chrome における意図しない UI アクションを誘発される脆弱性

概要

Google Chrome は、タッチイベントおよびジェスチャーイベントの処理と、ページナビゲーションとの相互作用を適切に考慮しないため、意図しない UI アクションを誘発される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Google
  • Google Chrome 42.0.2311.90 未満

想定される影響

第三者により、タップジャック攻撃を実行する巧妙に細工された Web サイトを介して、意図しない UI アクションを誘発される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Google
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. レンダリングされたユーザインターフェースレイヤまたはフレームの不適切な制限(CWE-1021) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-1241
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-1241
更新履歴

  • [2015年04月21日]
      掲載
  • [2024年02月26日]
      CWE による脆弱性タイプ一覧:内容を更新