【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2015-000201

CG-WLBARGS における認証不備の脆弱性

概要

株式会社コレガが提供する CG-WLBARGS は、無線 LAN ルータです。CG-WLBARGS には、認証不備の脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社ドワンゴ 川平 航介 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


株式会社コレガ
  • CG-WLBARGS

想定される影響

当該製品にアクセス可能な第三者によって、管理画面にログインされる可能性があります。結果として、管理画面で使用可能な任意の操作を実行される可能性があります。
対策

[ワークアラウンドを実施する]
次のワークアラウンドを実施することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。
・第三者が外部から当該製品にアクセスできないようリモート接続機能を無効にする
・第三者が隣接ネットワーク圏内から当該製品にアクセスできないよう無線 LAN 通信を暗号化する
なお、これらワークアラウンドを実施した場合であっても、有線接続によって本脆弱性の影響を受ける可能性があります。
ベンダ情報

株式会社コレガ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 設計上の問題(CWE-DesignError) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-7792
参考情報

  1. JVN : JVN#51349622
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-7792
更新履歴

  • [2015年12月25日]
      掲載
    [2016年01月07日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2015-7792) を追加