【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2015-000185

ManageEngine Firewall Analyzer におけるディレクトリトラバーサルの脆弱性

概要

Zoho Corporation が提供する ManageEngine Firewall Analyzer は、ファイアウォールやプロキシサーバのログ解析や設定管理をおこなうためのソフトウェアです。ManageEngine Firewall Analyzer には、ディレクトリトラバーサルの脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 向井 陽人 氏、長谷川 智茂 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Zoho Corporation
  • ManageEngine Firewall Analyzer 8.0 より前のバージョン

想定される影響

当該製品にログイン可能なユーザによって、サーバ上の任意のファイルを取得される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

Zoho Corporation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. パス・トラバーサル(CWE-22) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-7780
参考情報

  1. JVN : JVN#21968837
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-7780
更新履歴

  • [2015年11月27日]
      掲載
    [2018年01月24日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2015-7780) を追加