【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2015-000073

F21 製 JWT におけるトークンの署名検証回避の脆弱性

概要

F21 が提供する JWT は、JSON Web Token を扱うための PHP ライブラリです。JWT には、トークンの署名の検証を回避される脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 前田 俊太郎 氏、 株式会社ディー・エヌ・エー 杉山 俊春 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


F21
  • JWT 2.0 より前のバージョン

想定される影響

第三者によって細工されたデータを、正しく署名されたトークンとして扱ってしまう可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

F21
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-2951
参考情報

  1. JVN : JVN#06120222
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-2951
更新履歴

  • [2015年06月03日]
      掲載
    [2015年06月08日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2015-2951) を追加