【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2015-000021

AL-Mail32 におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

有限会社クレアルが提供する AL-Mail32 は、Windows 上で稼動する電子メールクライアントです。AL-Mail32 には、添付ファイルの処理に問題があり、サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: ネットエージェント株式会社 長谷川 陽介氏

本件は、調整の過程で情報セキュリティ早期警戒パートナーシップにおける脆弱性ではないと IPA および JPCERT/CC では判断していますが、開発者の脆弱性公表を受け、JVN でも公表する運びとなりました。

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


有限会社クレアル
  • AL-Mail32 Version1.13c およびそれ以前

想定される影響

ファイル名を細工された添付ファイルを処理することで、当該製品を応答不能な状態にされる可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

有限会社クレアル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-0879
参考情報

  1. JVN : JVN#55365709
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-0879
更新履歴

  • [2015年02月20日]
      掲載
    [2015年02月24日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2015-0879) を追加