[English]
|
JVNDB-2015-000019
|
Squid における入力値検証の不備に関する脆弱性
|
Squid には、入力値検証の不備に関する脆弱性が存在します。
Squid は、プロキシサーバです。Squid には、HTTP ヘッダの Content-Length の値が不正な状態のサーバレスポンスを不正な状態のままでクライアントに転送してしまう脆弱性が存在します。
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 奥 一穂 氏
|
|
CVSS v2 による深刻度 基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 中
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): 部分的
- 可用性への影響(A): なし
|
|
Squid-cache.org
- Squid 3.1.1-STABLE より前のバージョン
|
開発者によると、本脆弱性は Squid 3.1.0.10-beta で修正されており、Squid バージョン 3.1系の Stable リリース以降は本脆弱性の影響を受けないとのことです。
|
細工された HTTP ヘッダを含むレスポンスを処理する事で、クライアントが HTTP レスポンス分割攻撃の影響を受ける可能性があります。
|
[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、利用しているバージョンに対応したアップデートを適用してください。
|
Squid-cache.org
|
- 不適切な入力確認(CWE-20) [IPA評価]
|
- CVE-2015-0881
|
- JVN : JVN#64455813
- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-0881
|
- [2015年02月20日]
掲載
[2015年02月24日]
参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2015-0881) を追加
[2015年03月06日]
タイトル:内容を更新
概要:内容を更新
概要:図を更新
影響を受けるシステム:ベンダ情報の追加に伴い内容を更新
想定される影響:内容を更新
ベンダ情報:Squid-cache.org (Squid 3.1.0.10 changes (Fri 2009-07-03 13:01:45 +1200)) を追加
|