【活用ガイド】

JVNDB-2014-007885

rsync における任意のファイルに書き込まれる脆弱性

概要

rsync には、任意のファイルに書き込まれる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Novell
  • openSUSE 13.2
  • openSUSE 13.1
Samba Project
  • rsync 3.1.1

想定される影響

第三者により、同期パスのファイルへのシンボリックリンク攻撃を介して、任意のファイルに書き込まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Novell Samba Project オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リンク解釈の問題(CWE-59) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-9512
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-9512
更新履歴

  • [2015年02月17日]
      掲載
    [2015年10月30日]
      ベンダ情報:オラクル (Oracle Solaris Third Party Bulletin - October 2015) を追加