【活用ガイド】

JVNDB-2014-007690

Corel FastFlick における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Corel FastFlick には、検索パスに関する処理に不備があるため、DLL ハイジャック攻撃を実行され、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-426: Untrusted Search Path (信頼性のない検索パス) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/426.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


コーレル株式会社
  • FastFlick

想定される影響

ローカルユーザにより、処理中のファイルとして同じフォルダに配置されたトロイの木馬の以下のファイルを介して、DLL ハイジャック攻撃を実行され、任意のコードを実行される可能性があります。

(1) igfxcmrt32.dll
(2) ipl.dll
(3) MSPStyleLib.dll
(4) uFioUtil.dll
(5) uhDSPlay.dll
(6) uipl.dll
(7) uvipl.dll
(8) VC1DecDll.dll
(9) VC1DecDll_SSE3.dll
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

コーレル株式会社
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-8398
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-8398
  2. 関連文書 : Corel Software DLL Hijacking
更新履歴

  • [2015年01月19日]
      掲載