【活用ガイド】

JVNDB-2014-005826

Perl 用 YAML-LibYAML モジュールで使用される LibYAML の scanner.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Perl 用 YAML-LibYAML (別名 YAML-XS) モジュールで使用される LibYAML の scanner.c には、サービス運用妨害 (表明違反およびクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Kirill Simonov
  • LibYAML 0.1.5
  • LibYAML 0.1.6

想定される影響

攻撃者により、line-wrapping に関する問題によって、サービス運用妨害 (表明違反およびクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Kirill Simonov オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-9130
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-9130
  2. 関連文書 : MGASA-2014-0508
更新履歴

  • [2014年12月10日]
      掲載
    [2015年05月12日]
      ベンダ情報:オラクル (ELSA-2015-0100) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2015:0100) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2015:0112) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2015:0260) を追加
      参考情報:関連文書 (MGASA-2014-0508) を追加