【活用ガイド】

JVNDB-2014-005659

WordPress におけるアクセス権を取得される脆弱性

概要

WordPress には、2008 年からアイドル状態のアカウントへのアクセス権を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


WordPress.org
  • WordPress 3.7.5 未満
  • WordPress 3.8.5 未満の 3.8.x
  • WordPress 3.9.3 未満の 3.9.x
  • WordPress 4.0.1 未満の 4.x

想定される影響

第三者により、MD5 ハッシュへの不適切な PHP 動的型の比較を利用されることで、2008 年からアイドル状態のアカウントへのアクセス権を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

WordPress.org
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-9037
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-9037
  2. 関連文書 : MGASA-2014-0493
更新履歴

  • [2014年11月27日]
      掲載
    [2015年05月25日]
      参考情報:関連文書 (MGASA-2014-0493) を追加