【活用ガイド】

JVNDB-2014-005483

Ruby の string.c 内の str_buf_cat 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Ruby の string.c 内の str_buf_cat 関数には、サービス運用妨害 (セグメンテーション違反およびクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-19: Data Handling (データ処理) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/19.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Ruby-lang.org
  • Ruby 1.9.3
  • Ruby 2.0.0
  • Ruby 2.1

想定される影響

攻撃者により、過度に長い文字列を介して、サービス運用妨害 (セグメンテーション違反およびクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Ruby-lang.org
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3916
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3916
更新履歴

  • [2014年11月18日]
      掲載