【活用ガイド】

JVNDB-2014-004502

Perl で使用される Data::Dumper の Dumper メソッドにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Perl で使用される Data::Dumper の Dumper メソッドには、サービス運用妨害 (スタックの消費およびクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Data Dumper project
  • Data::Dumper 2.154 未満
The Perl Foundation
  • Perl 5.20.1 およびそれ以前

想定される影響

攻撃者により、多くのネストされた Array-Reference を含む Array-Reference を介して、DD_dump 関数への大量の再帰的な呼び出しを誘発されることで、サービス運用妨害 (スタックの消費およびクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Data Dumper project The Perl Foundation オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-4330
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-4330
  2. 関連文書 : LSE-2014-06-10
  3. 関連文書 : MGASA-2014-0406
更新履歴

  • [2014年10月03日]
      掲載
    [2014年12月02日]
      ベンダ情報：オラクル (CVE-2014-4330 Buffer Errors vulnerability in Perl) を追加
    [2015年06月08日]
      参考情報：関連文書 (MGASA-2014-0406) を追加

公表日2014/09/18
登録日2014/10/03
最終更新日2015/06/08