【活用ガイド】

JVNDB-2014-003957

Apache OpenOffice における任意のコマンドを実行される脆弱性

概要

Apache OpenOffice には、任意のコマンドを実行されるなど、不特定の影響を受ける脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-77: Improper Neutralization of Special Elements used in a Command (コマンドインジェクション) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/77.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache OpenOffice 4.1.1 未満

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された Calc スプレットシートを介して、任意のコマンドを実行されるなど、不特定の影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コマンドインジェクション(CWE-77) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3524
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3524
  2. 関連文書 : apache-openoffice-cve20143524-command-exec (95421)
更新履歴

  • [2014年08月28日]
      掲載