【活用ガイド】

JVNDB-2014-003884

EMC Documentum D2 における権限を取得される脆弱性

概要

EMC Documentum D2 は、D2GetAdminTicketMethod および D2RefreshCacheMethod が提供するチケットを適切に制限しないため、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 8.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


DELL EMC (旧 EMC Corporation)
  • EMC Documentum D2 3.1 P24 未満の 3.1
  • EMC Documentum D2 3.1 SP1 P02 (hotfix) 未満の 3.1 SP1
  • EMC Documentum D2 4.0 P11 (hotfix) 未満の 4.0
  • EMC Documentum D2 4.1 P16 未満の 4.1
  • EMC Documentum D2 4.2 P05 未満の 4.2

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、superuser チケットのリクエストを介して、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

DELL EMC (旧 EMC Corporation)
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-2515
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-2515
  2. 関連文書 : ESA-2014-067: EMC Documentum D2 Privilege Escalation Vulnerability
更新履歴

  • [2014年08月22日]
      掲載

公表日2014/08/18
登録日2014/08/22
最終更新日2014/08/22