【活用ガイド】

JVNDB-2014-003638

複数の IBM 製品で使用される IBM Atlas Suite におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Atlas eDiscovery Process Management、Disposal and Governance Management for IT、および Global Retention Policy and Schedule Management で使用される IBM Atlas Suite (別名 Atlas Policy Suite) には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Atlas eDiscovery Process Management 6.0.1.6 およびそれ以前
  • IBM Atlas eDiscovery Process Management 6.0.2
  • IBM Atlas eDiscovery Process Management 6.0.3
  • IBM Atlas Policy Suite
  • IBM Disposal and Governance Management for IT 6.0.1.6 およびそれ以前
  • IBM Disposal and Governance Management for IT 6.0.2
  • IBM Disposal and Governance Management for IT 6.0.3
  • IBM Global Retention Policy and Schedule Management 6.0.1.6 およびそれ以前
  • IBM Global Retention Policy and Schedule Management 6.0.2
  • IBM Global Retention Policy and Schedule Management 6.0.3

想定される影響

第三者により、不特定のパラメータを介して、任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-0889
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-0889
更新履歴

  • [2014年08月01日]
      掲載

公表日2014/07/25
登録日2014/08/01
最終更新日2014/08/01