【活用ガイド】

JVNDB-2014-002289

Python Image Library および Pillow における任意のコマンドを実行される脆弱性

概要

Python Image Library (PIL) および Pillow には、任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Fredrik Lundh
  • Python Imaging Library 1.1.7 およびそれ以前
Python Software Foundation
  • Python Pillow 2.3

想定される影響

第三者により、CVE-2014-1932 に関連する不特定の要素内のシェルのメタ文字を介して、任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian
  • Debian Bug report logs : #737059
Fredrik Lundh Python Software Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3007
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3007
更新履歴

  • [2014年04月30日]
      掲載