【活用ガイド】

JVNDB-2014-002231

Django のキャッシュフレームワークにおける CSRF 保護を回避される脆弱性

概要

Django のキャッシュフレームワークは、すべての匿名ユーザのキャッシュされた CSRF トークンを再利用するため、CSRF 保護を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Canonical
  • Ubuntu 14.04 LTS
  • Ubuntu 13.10
  • Ubuntu 12.10
  • Ubuntu 12.04 LTS
  • Ubuntu 10.04 LTS
Django Software Foundation
  • Django 1.4.11
  • Django 1.5.6 未満の 1.5.x
  • Django 1.6.3 未満の 1.6.x
  • Django 1.7 beta 2 未満の 1.7.x

想定される影響

第三者により、匿名ユーザの CSRF Cookie を読まれることで、CSRF 保護を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Django Software Foundation オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-0473
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-0473
更新履歴

  • [2014年04月25日]
      掲載
    [2014年06月04日]
      ベンダ情報：レッドハット (RHSA-2014:0456) を追加
      ベンダ情報：レッドハット (RHSA-2014:0457) を追加
    [2014年08月11日]
      ベンダ情報：オラクル (Multiple vulnerabilities in Django) を追加

公表日2014/04/21
登録日2014/04/25
最終更新日2014/08/11