【活用ガイド】

JVNDB-2014-001424

EMC RSA BSAFE SSL-J の API の SSLSocket の実装におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

EMC RSA BSAFE SSL-J の (1) JSAFE および (2) JSSE API の SSLSocket の実装には、サービス運用妨害 (メモリ消費) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


DELL EMC (旧 EMC Corporation)
  • RSA BSAFE SSL-J 5.1.3 未満の 5.x
  • RSA BSAFE SSL-J 6.0.2 未満の 6.x
日立
  • Cosminexus Developer's Kit for Java(TM)
  • uCosminexus Application Server
  • uCosminexus Application Server -R
  • uCosminexus Client
  • uCosminexus Developer
  • uCosminexus Operator for Service Platform
  • uCosminexus Primary Server Base
  • uCosminexus Service Architect
  • uCosminexus Service Platform

本脆弱性の影響を受ける日立製品の詳細については、ベンダ情報 HS14-010 をご確認ください。
想定される影響

第三者により、TLS ハンドシェイク中に application-data 処理を誘発されることで、データを内部にバッファされた時点で、サービス運用妨害 (メモリ消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

DELL EMC (旧 EMC Corporation) 日立
  • Hitachi Software Vulnerability Information : HS14-010
  • ソフトウェア製品セキュリティ情報 : HS14-010
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
  2. 設計上の問題(CWE-DesignError) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-0625
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-0625
  2. 関連文書 : ESA-2014-009: RSA BSAFE SSL-J Multiple Vulnerabilities
更新履歴

  • [2014年02月19日]
      掲載
    [2014年05月09日]
       影響を受けるシステム:日立 (HS14-010) の情報を追加
      ベンダ情報:日立 (HS14-010) を追加