【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2014-000136

SEIL シリーズルータにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

株式会社インターネットイニシアティブが提供する SEIL シリーズルータの PPP アクセスコンセントレータ (PPPAC) 機能およびダイアルアップネットワーク機能には、特定のパケットの処理に起因するサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性 (CWE-119) が存在します。

なお、本脆弱性は JVN#21907573 とは異なる問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


インターネットイニシアティブ
  • SEIL/B1 1.00 から 4.62 まで
  • SEIL/neu 2FE Plus 1.82 から 2.18 まで
  • SEIL/Turbo 1.82 から 2.18 まで
  • SEIL/X1 1.00 から 4.62 まで
  • SEIL/X2 1.00 から 4.62 まで
  • SEIL/x86 Fuji 1.00 から 3.22 まで

想定される影響

細工された通信パケットを受信することで、当該製品を再起動させられる可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアをアップデートしてください。
ベンダ情報

インターネットイニシアティブ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-7256
参考情報

  1. JVN : JVN#04895240
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-7256
更新履歴

  • [2014年12月01日]
      掲載
    [2014年12月09日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2014-7256) を追加