【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2014-000105

複数の Adobe 製品のヘルプページにおけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

複数の Adobe 製品が提供するヘルプページには、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: bogus.jp 東内裕二 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アドビシステムズ
  • Adobe Acrobat 9.5.2 およびそれ以前
  • Adobe ColdFusion 8.0.1 およびそれ以前

想定される影響

ユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトが実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する各製品のアップデートを適用してください。

なお、開発者によると、開発者が提供するウェブサイト上にもヘルプページがあり、本脆弱性の影響を受けましたが、併せて修正対応されたとのことです。
ベンダ情報

アドビシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-5315
参考情報

  1. JVN : JVN#84376800
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-5315
更新履歴

  • [2014年09月12日]
      掲載
    [2014年09月29日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD):(CVE-2014-5315) を追加