【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2014-000093

Piwigo におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Piwigo は、ウェブ上で画像ファイルを管理するためのソフトウェアです。Piwigo には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 東内 裕二 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Piwigo
  • Piwigo 2.6.3 およびそれ以前

想定される影響

当該製品にログインしているユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

[パッチを適用する]
開発者が提供する情報をもとにパッチを適用してください。

開発者によると、本脆弱性は、Changeset 28678 で修正されました。なお、この Changeset 28678 では、SQL インジェクションの脆弱性 (JVN#87962145) も修正されています。
ベンダ情報

Piwigo
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3900
参考情報

  1. JVN : JVN#09717399
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3900
更新履歴

  • [2014年08月08日]
      掲載
    [2014年08月19日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2014-3900) を追加