【活用ガイド】

JVNDB-2013-006344

Python におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Python には、サービス運用妨害 (無限ループおよび CPU 資源の消費) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Python Software Foundation
  • Python 3.3.4 RC1 未満
アップル
  • Apple Mac OS X 10.10 から 10.10.4

想定される影響

第三者により、(1) ZipExtFile.read、(2) ZipExtFile.read(n)、(3) ZipExtFile.readlines、(4) ZipFile.extract または (5) ZipFile.extractall 関数の zip ファイルより大きいファイルサイズの値を介して、サービス運用妨害 (無限ループおよび CPU 資源の消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Python Software Foundation アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-7338
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-7338
更新履歴

  • [2014年04月24日]
      掲載
    [2015年08月31日]
      影響を受けるシステム：ベンダ情報の追加に伴い内容を更新
      ベンダ情報：アップル (HT205031) を追加
      ベンダ情報：アップル (APPLE-SA-2015-08-13-2 OS X Yosemite v10.10.5 and Security Update 2015-006) を追加

公表日2013/12/27
登録日2014/04/24
最終更新日2015/08/31