【活用ガイド】

JVNDB-2013-005717

FFmpeg の libavcodec/h264.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

FFmpeg の libavcodec/h264.c には、H.264 データ内の反転ビット深度に関する処理に不備があるため、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


FFmpeg
  • FFmpeg 0.11.4 未満

想定される影響

第三者により、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

FFmpeg
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4358
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4358
  2. 関連文書 : FFmpeg 'libavcodec' CVE-2013-4358 Out-of-bounds Memory Access Vulnerability
更新履歴

  • [2013年12月27日]
      掲載

公表日2013/09/16
登録日2013/12/27
最終更新日2013/12/27