【活用ガイド】

JVNDB-2013-005557

Percona XtraBackup における暗号保護メカニズムを破られる脆弱性

概要

Percona XtraBackup は、初期化ベクトル (IV) に対して文字列定数 (constant string) を使用するため、暗号保護メカニズムを破られ、平文攻撃を実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Novell
  • openSUSE 13.1
Percona
  • Percona XtraBackup 2.1.6 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、暗号保護メカニズムを破られ、平文攻撃を実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Novell Percona
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-6394
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-6394
更新履歴

  • [2013年12月17日]
      掲載