【活用ガイド】

JVNDB-2013-005215

FreeBSD の NAND ドライバの sys/dev/nand/nand_geom.c における重要な情報を取得される脆弱性

概要

FreeBSD の NAND ドライバの sys/dev/nand/nand_geom.c 内の nand_ioctl 関数は、特定のデータ構造を適切に初期化しないため、カーネルメモリから重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


FreeBSD
  • FreeBSD 10 およびそれ以前

想定される影響

ローカルユーザにより、巧妙に細工された ioctl コールを介して、カーネルメモリから重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

FreeBSD
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-6832
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-6832
  2. 関連文書 : [Full-disclosure] XADV-2013005 FreeBSD 10 <= nand Driver IOCTL Kernel Memory Leak Bug
更新履歴

  • [2013年11月22日]
      掲載