【活用ガイド】

JVNDB-2013-005186

Linux Kernel の net/netfilter/ipvs/ip_vs_ctl.c におけるスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Linux Kernel の net/netfilter/ipvs/ip_vs_ctl.c には、CONFIG_IP_VS が使用されている場合、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 2.6.33 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、(1) do_ip_vs_get_ctl 関数に関連した getsockopt システムコール、または (2) do_ip_vs_set_ctl 関数に関連した setsockopt システムコールについての CAP_NET_ADMIN ケーパビリティを利用されることで、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4588
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4588
更新履歴

  • [2013年11月21日]
      掲載