【活用ガイド】

JVNDB-2013-004986

Ruby の DL および Fiddle における $SAFE レベルの制限を回避される脆弱性

概要

Ruby の (1) DL および (2) Fiddle は、ネイティブ関数に対して taint check を実行しないため、$SAFE レベルの制限を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Novell
  • openSUSE 12.2
  • openSUSE 12.3
Ruby-lang.org
  • Ruby 1.9.3 patchlevel 426 未満の 1.9
  • Ruby 2.0.0 patchlevel 195 未満の 2.0

想定される影響

攻撃者により、$SAFE レベルの制限を回避される脆弱性が存在します。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Novell Ruby-lang.org
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-2065
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-2065
更新履歴

  • [2013年11月05日]
      掲載