【活用ガイド】

JVNDB-2013-004925

X.org X server におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

X.org X server には、root として実行されない場合、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、または権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.9 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Canonical
  • Ubuntu 13.04 (X.org X server 1.13.3 およびそれ以前)
  • Ubuntu 12.10 (X.org X server 1.13.3 およびそれ以前)
  • Ubuntu 12.04 LTS (X.org X server 1.13.3 およびそれ以前)

想定される影響

ローカルユーザにより、キャッシュされた xkb ファイルに関する問題によって、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、または権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1056
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1056
更新履歴

  • [2013年10月30日]
      掲載