【活用ガイド】

JVNDB-2013-004321

Ubuntu の Linux Kernel パッケージで配布される特定の perf 用 Ubuntu ビルドプロシージャにおける権限を取得される脆弱性

概要

Ubuntu の Linux Kernel パッケージで配布される特定の perf 用 Ubuntu ビルドプロシージャは、~buildd ディレクトリに HOME 環境変数をセットするため、その結果 ~buildd ディレクトリからシステム設定ファイルを読まれ、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Canonical
  • Ubuntu 10.04 LTS
  • Ubuntu 12.04 LTS
  • Ubuntu 12.10
  • Ubuntu 13.04
  • Ubuntu 13.10

想定される影響

ローカルユーザにより、buildd アカウントを制御されることで、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1060
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1060
更新履歴

  • [2013年09月27日]
      掲載
    [2013年10月29日]
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-1947-1) を追加
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-1946-1) を追加
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-1945-1) を追加
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-1944-1) を追加
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-1943-1) を追加
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-1942-1) を追加
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-1941-1) を追加
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-1939-1) を追加
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-1938-1) を追加