【活用ガイド】

JVNDB-2013-004295

FreeBSD のカーネルの sys/fs/nullfs/null_vnops.c の nullfs の実装におけるアクセス制限を回避される脆弱性

概要

FreeBSD のカーネルの sys/fs/nullfs/null_vnops.c の nullfs の実装には、アクセス制限を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.7 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


FreeBSD
  • FreeBSD 8
  • FreeBSD 8.3
  • FreeBSD 8.4
  • FreeBSD 9
  • FreeBSD 9.1
  • FreeBSD 9.2

想定される影響

特定の権限を持つローカルユーザにより、異なるインスタンスのファイルへの nullfs インスタンスのハードリンクを介して、アクセス制限を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian FreeBSD
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-5710
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-5710
更新履歴

  • [2013年09月26日]
      掲載
    [2013年10月11日]
      タイトル:内容を更新
      概要:内容を更新
      ベンダ情報:FreeBSD (Revision 255442) を追加
    [2013年11月12日]
      ベンダ情報:Debian (DSA-2769) を追加