【活用ガイド】

JVNDB-2013-004281

FreeBSD のカーネルの IPv6 および ATM ioctl リクエストハンドラにおける link-layer アクションを実行される脆弱性

概要

FreeBSD のカーネルの (1) IPv6 および (2) ATM ioctl リクエストハンドラは、SIOCSIFADDR、SIOCSIFBRDADDR、SIOCSIFDSTADDR、および SIOCSIFNETMASK リクエストを検証しないため、link-layer アクションを実行される、サービス運用妨害 (パニック) 状態にされる、または権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


FreeBSD
  • FreeBSD 8.3 から 9.2-STABLE

想定される影響

ローカルユーザにより、巧妙に細工されたアプリケーションを介して、link-layer アクションを実行される、サービス運用妨害 (パニック) 状態にされる、または権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian FreeBSD
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-5691
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-5691
更新履歴

  • [2013年09月25日]
      掲載
    [2013年11月12日]
      ベンダ情報:Debian (DSA-2769) を追加