【活用ガイド】

JVNDB-2013-003979

Windows 上で稼働する Cisco Jabber におけるサーバになりすまされる脆弱性

概要

Windows 上で稼働する Cisco Jabber は、SSL サーバの X.509 証明書を検証しないため、サーバになりすまされる、およびクライアント・サーバ間のデータストリームを変更される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCug30280 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Jabber for Windows 9.2.1 およびそれ以前

上記以外のバージョンも、本脆弱性の影響を受ける可能性があります。
想定される影響

中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) により、巧妙に細工された証明書を介して、サーバになりすまされる、およびクライアント・サーバ間のデータストリームを変更される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1228
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1228
更新履歴

  • [2013年09月09日]
      掲載
    [2015年08月10日]
      CWE による脆弱性タイプ一覧:内容を更新