【活用ガイド】

JVNDB-2013-003882

Linux Kernel の kernel/user_namespace.c 内の unshare_userns 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Linux Kernel の kernel/user_namespace.c 内の unshare_userns 関数には、メモリリークにより、サービス運用妨害 (メモリ消費) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.7 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.10.6 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、無効な CLONE_NEWUSER unshare コールを介して、サービス運用妨害 (メモリ消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Linux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4205
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4205
更新履歴

  • [2013年08月27日]
      掲載
    [2013年10月28日]
      ベンダ情報：Ubuntu (USN-1971-1) を追加
      ベンダ情報：Ubuntu (USN-1974-1) を追加

公表日2013/08/11
登録日2013/08/27
最終更新日2013/10/28