【活用ガイド】

JVNDB-2013-003615

Windows 上で稼働する Novell Client の NICM.SYS カーネルドライバにおける権限を取得される脆弱性

概要

Windows 上で稼働する Novell Client の NICM.SYS カーネルドライバには、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Novell
  • Novell Client 2 SP2 for Windows Server 2008
  • Novell Client 2 SP2 for Windows Vista
  • Novell Client 2 SP3 for Windows 7
  • Novell Client 2 SP3 for Windows 8
  • Novell Client 2 SP3 for Windows Server 2008 R2
  • Novell Client 2 SP3 for Windows Server 2012
  • Novell Client 4.91 SP5 for Windows XP/2003

本脆弱性は上記製品の NICM.SYS カーネルドライバ 3.1.11.0 における脆弱性です。
想定される影響

ローカルユーザにより、巧妙に細工された 0x143B6B IOCTL コールを介して、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Novell
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-3956
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-3956
更新履歴

  • [2013年08月02日]
      掲載
    [2013年12月26日]
      影響を受けるシステム:内容を更新