【活用ガイド】

JVNDB-2013-003539

FreeBSD のカーネルにおける NFS ファイルシステムのファイルパーミッションを回避される脆弱性

概要

FreeBSD のカーネルの NFS サーバの実装の sys/kern/vfs_export.c 内の vfs_hang_addrlist 関数は、クライアントによって送信されたグループ情報に基づいてホスト/サブネットのエクスポートエントリの認証を制御するため、NFS ファイルシステムのファイルパーミッションを回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


FreeBSD
  • FreeBSD 8.3
  • FreeBSD 9.x から 9.1-RELEASE-p5

想定される影響

第三者により、巧妙に細工されたリクエストを介して、NFS ファイルシステムのファイルパーミッションを回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

FreeBSD
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4851
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4851
更新履歴

  • [2013年07月30日]
      掲載