JVNDB-2013-003515
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ISC BIND および DNSco BIND の rdata.c の RFC 5011 の実装におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性
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ISC BIND および DNSco BIND の rdata.c の RFC 5011 の実装には、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
本脆弱性への攻撃が 2013 年 7 月に観測されています。
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CVSS v2 による深刻度 基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 全面的
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ISC, Inc.
- BIND 9.7.x
- BIND 9.8.5-P2 未満の 9.8.x
- BIND 9.8.6b1
- BIND 9.9.3-P2 未満の 9.9.x
- BIND 9.9.4b1
- DNSco BIND 9.9.3-S1-P1 未満の 9.9.3-S1
- DNSco BIND 9.9.4-S1b1
アップル
- macOS Server (旧 OS X Server) 4.0 未満 (OS X Yosemite v10.10 以降)
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第三者により、ログメッセージを構成中に適切に処理されない不正な形式の RDATA セクションを持つクエリを介して、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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Fedora Project
FreeBSD
ISC, Inc.
Mandriva, Inc.
openSUSE project
アップル
ヒューレット・パッカード
レッドハット
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- 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
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- CVE-2013-4854
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- JVN : JVNVU#97537282
- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4854
- JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2013-0034
- JPRS : (緊急)BIND 9.xの脆弱性(DNSサービスの停止)について(2013年7月27日公開)
- JPRS : DNS ソフトウェアアップデート情報
- JPNIC : ISC BIND 9に関する脆弱性について(2013年7月)
- 関連文書 : APPLE-SA-2014-10-16-3 OS X Server v4.0
- IPA 緊急対策情報 : DNS サーバ BIND の脆弱性対策について(CVE-2013-4854)
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- [2013年07月30日]
掲載
[2013年09月04日]
ベンダ情報:openSUSE (openSUSE-SU-2013:1354) を追加
[2013年10月28日]
ベンダ情報:Fedora Project (FEDORA-2013-13831) を追加
ベンダ情報:Fedora Project (FEDORA-2013-13863) を追加
ベンダ情報:Mandriva, Inc. (MDVSA-2013:202) を追加
ベンダ情報:openSUSE (SUSE-SU-2013:1310) を追加
ベンダ情報:ヒューレット・パッカード (HPSBUX02926 SSRT101281) を追加
ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:1114) を追加
ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:1115) を追加
[2014年11月05日]
影響を受けるシステム:ベンダ情報の追加に伴い内容を更新
ベンダ情報:アップル (HT6536) を追加
参考情報:JVN (JVNVU#97537282) を追加
参考情報:関連文書 (APPLE-SA-2014-10-16-3 OS X Server v4.0) を追加
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