【活用ガイド】

JVNDB-2013-003362

特定の Red Hat パッチを適用した Red Hat Enterprise Linux におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

特定の Red Hat パッチを適用した Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 上で稼働するカーネルパッケージの fs/namei.c 内の do_filp_open 関数は、書き込み権限の取得の失敗を適切に処理しないため、サービス運用妨害 (システムクラッシュ) の脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.7 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 6 のカーネルパッケージ 2.6.32-358.11.1.el6 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、読み取り専用でマウントされたファイルシステムへのアクセスを利用されることで、サービス運用妨害 (システムクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-2188
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-2188
更新履歴

  • [2013年07月17日]
      掲載