【活用ガイド】

JVNDB-2013-002548

Ruby の safe-level 機能における文字列を変更される脆弱性

概要

Ruby の safe-level 機能には、文字列を変更される脆弱性が存在します。

本問題は、CVE-2011-1005 の修正が不完全だったことによる問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Ruby-lang.org
  • Ruby 1.8.7

想定される影響

攻撃者により、Ruby オブジェクトの操作時に、NameError#to_s メソッドを介して、文字列を変更される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4481
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4481
更新履歴

  • [2013年05月07日]
      掲載
    [2013年10月24日]
      ベンダ情報:オラクル (Multiple vulnerabilities in Ruby) を追加