【活用ガイド】

JVNDB-2013-001736

Debian GNU/Linux 上で稼働する apache2 パッケージの apache2ctl スクリプトにおける権限を取得される脆弱性

概要

Debian GNU/Linux 上で稼働する Apache HTTP Server 用 apache2 パッケージの Debian apache2ctl スクリプトは、/var/lock/apache2 (ロックディレクトリ) を適切に生成しないため、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Debian
  • apache2 wheezy 2.2.22-13 未満
  • apache2 sid 2.2.22-13 未満
  • apache2 squeeze 2.2.16-6+squeeze11 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、不特定のシンボリックリンク攻撃を介して、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1048
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1048
更新履歴

  • [2013年03月07日]
      掲載